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次郎長三国志 第二部 次郎長初旅のkazu1961のレビュー・感想・評価

3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-142 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋シリーズ2作目も冒頭から飛ばします!!前作同様虎三の浪曲がとても良いアクセント!!そして終盤の森の石松(森繁久弥)が登場、瑞々しいキレのあるコミカルな演技と存在感が素晴らしい!!

🖋次郎長一家の初の旅路、富士山が背景にある旅はこれぞ日本!!という感慨。ドタバタな旅路と森の石松の登場に惹きつけられますが、終盤のケンカのシーンが割愛されているのが少し残念。

🖋(シリーズ全般):ほんと観ていて痛快!!義理と人情に心温まり、娯楽作品としての和みもいっぱい。今の殺伐とした時代にこそ観るべき作品かもしれません。“清水の次郎長”何度も映画化されている作品ですが、やっぱりマキノ雅弘監督の本シリーズがオリジンであり、一番面白い!!シリーズ化されて第9作まで早撮りのマキノの真骨頂、2年間で制作されたんですね。なのでどうやら途中で原作を追い越したみたいです(笑)。義理と人情、恋あり、意地あり、喧嘩あり、そして笑いと涙ありの娯楽大作、意地と度胸を懐に命を賭けたやくざ渡世をゆく次郎長一家の活躍を描いたシリーズです。さあ、続きをゆっくりと鑑賞していきます!!

😆Story:(参考: 映画の時間)
庵原川の喧嘩のあと仕末のため次郎長はお蝶と二世のちぎりの盃をしたその足で、鬼吉、綱五郎の二人をつれて旅へ出た。途中、赤鬼の金平の仔分相手に果し合いの少年増川の仙右衛門のため口を利いてやったが、久しぶりの次郎長を歓待するため女房の着物を質に入れた沼津の佐太郎に同情した仙右衛門は、佐太郎をそそのかして次郎長たちの着物を質に入れ、賭場へ草鞋銭を稼ぎに出かけ、かえって自分たちまで裸になってかえって来た。

🔸Database🔸
・邦題 :『次郎長三国志 第二部 次郎長初旅』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 1953
・日本公開 : 1953/01/09
・上映時間 : 83分
・受賞 : ※※※
・監督 : マキノ雅弘
・脚本 : 村上元三、松浦健郎
・原作 : 村上元三
・撮影 : 山田一夫
・音楽 : 鈴木静一
・出演 : 小堀明男、若山セツ子、河津清三郎、田崎潤、森健二、田中春男、石井一雄、森繁久弥

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
オール読物連載の村上元三原作「次郎長三国志」のうち、「次郎長売出す」に続くもの。製作、脚本、監督、撮影その他の製作スタッフ及び出演者の主なものは森の石松の森繁久彌を加えたほかほとんど前作「次郎長売出す」に同じ。
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