滝和也

おっぱいとお月さまの滝和也のレビュー・感想・評価

おっぱいとお月さま(1994年製作の映画)
3.0
僕だけのおっ○い
が欲しい!
弟ができてママを
取られてしまった
少年テテ君の物語

あの淀長さんが絶賛した
マチルダ・メイ主演!

「おっぱいとお月さま」

マチルダ・メイと言ったらカルト傑作であるスペースバンパイア!。宇宙からやってきた吸血鬼が全裸美女で次々と男たちが…と言う本格B級SF作品。淀長さんがこの作品の彼女の全裸を絶賛すると言う解説はYou Tubeにも上がってますからね(笑)

9才の少年テテの目を通した大人たちの恋愛喜劇であり、おっ○いという母性の象徴に恋したテテ君の物語です。マチルダ・メイは旅芸人の踊り子でフランス女役。テテ君は彼女のおっ○いに御執心になる訳です。因みに彼氏は炎の帝王と呼ばれる年上のおっさんお下劣芸人。踊り子に恋してしまう青年ミゲルがテテ君のライバルとして登場します。

テテのモノローグでお話は紡がれますので実はあんまりエロく無い。当然ながらマチルダさんのおっ○いは出まくるんですけどね。ただ…スペースバンパイアの頃からは9年も経ってますから、それは母性の象徴として登場している感じなんです。美しさはまた別の意味でありますが。

ただ…これ、誰に向けて作った作品なんでしょうか?エロはエロなんだけど少年の目を通してくるので、然程…。その割にキャラクターが各々フェチ気味だったりお下劣だったり。青い○○シリーズみたいに思春期の方向けでもない。どこにアピールしてるのか…?と考えたら…

スペースバンパイアファン向けだと。マチルダ・メイと言うカルトクィーンのファン向けとしか思えない。確かにスペースバンパイアの彼女は凄まじかったんです。全編出しっぱなしですからね…(笑)とは言え…この作品は曲がりなりにも普通の話なので服着てる方が長い(当たり前だ!)故にまぁそれを超えるものでは無いわけです(だから当たり前だ…)

何を思ってこんな物を作ったか分からない監督はビガス・ルナ。監督歴を見たら何となく分かりました。ハモン・ハモンの監督さんです。あぁ彼が好きなんだなと。おっ○いが。

ま…男は誰でもそんなもんなんですが…。そもそも私もマチルダ・メイ目当てに見てますから…。オススメは…しません(笑)
滝和也

滝和也