グリフィン

美女と野獣のグリフィンのレビュー・感想・評価

美女と野獣(1991年製作の映画)
4.5
鑑賞3,4回目くらい。吹き替え。
色褪せない名作だ。
絵が綺麗よね。丁寧に作り込まれた、少し懐かしさも感じる絵のタッチ。最新技術を駆使したCGアニメにだって負けてやしないクオリティーだ。
特に本領を発揮するのは舞踏会のダンスシーン。黄色のドレスと青いタキシード、キラキラした装飾。もう色使いのバランスが綺麗で素晴らしいね✨
そこにあの歌でしょ、そりゃ完璧ですわ

メインはもちろんね、美女と野獣の2人なわけだけどさ・・・
強烈に印象に残るのは「ガストン」なんだなー 映画史に刻まれる、屈指のいけ好かない野郎。
Twitterにさ、壁ドンをこの時代で既にやっていた、みたいなことつぶやかれててスゲー笑ったわww そんで自惚れやで無神経なガストンの壁ドンはビックリするほどときめかないもんです。 ざまーみやがれ😁

よくさ、異性に対しては自信を持ってアプローチした方が良いとか言う人いるけどさ、こいつ見てると俺なんかは奥手な性格のままで良いやって思える。
ガストンってあれだな。飲食店に行って彼女の前で意気揚々と店員にガチギレするタイプだな、絶対

ただ悔しいかな、ガストンのおかげで”真実の愛”を見つけ出すストーリーがすこぶる盛り上がったのも事実だ。
見た目にとらわれない、誠実で優しい人柄を見抜く、その道しるべにある意味必要な人物かもしれない。
グリフィン

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