タッくん弐

美女と野獣のタッくん弐のレビュー・感想・評価

美女と野獣(1991年製作の映画)
4.1
先日、不肖私め東京ディズニーランドで2020年10月公開されたばかりのアトラクション

『美女と野獣"魔法のものがたり"』にrideする機会に恵まれたことをこの度ご報告致します

疫病影響もあり乗船は抽選、しかしそこの狭き門を潜り抜けて当選した俺はもはや一生分の運を使い果たしたであろう

アトラクション中の時間、それは正に夢物語であり気付くと頬に涙がつたっていたのです

これは熱心なディズニーガチ勢である羽咲みはる・初川みなみ両名も必ず納得いただける作り、彼女たちの感想が待たれます

終わった瞬間、キャストの方がこちらに手を振る姿で我に返る様はもはやVR体験からの帰還にも似た没入感

世界には愛しかない等とは全く思いませんが世界に必要なのは愛しかないのですね

今作の有名場面が現れると涙がとめどなく溢れてしまうのは未だ失せない優しい気持ちを持ち続けたい願望

嗚呼、小生は一体どうしてこんなにも欲に塗れた大人になってしまったの

陽キャ代表ガストンみたいな脳筋とは一線を画してきた筈なのに気付けば陰で悪態ばかりつく闇の住人

バラの花が落ちる前に、読書好きで少し変わり者の聡明な異性と知り合いたいだけなのに…BGMはうってかわってアナ雪「うまれてはじめて」

しかし本当にいちばん恐ろしいアトラクションは『スプラッシュマウンテン』でも『ホーンテッドマンション』でもない

『スティッチのエンカウンター』であることは周知の事実、スティッチに絡まれた時に対応出来る自信が皆無

彼の無茶振りとも言える要望に応えられず耐えきれなくなって汗だくで遁走ってオチ

ディズニーシーにおけるタートル・トークも同様、クラッシュするのは俺の方

外見ではなく内面が大切である旨は本作のテーマであり、本質

『スイスファミリー・ツリーハウス』の最上階で引きこもって暮らしたい比較的控えめなディズニーFAN

是非機会があれば皆様もライドオンタイム、それはふしぎな魔法のちから

ときめきが消せやしない
いま、あなたに伝えたい
タッくん弐

タッくん弐