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病院坂の首縊りの家のkazu1961のレビュー・感想・評価

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)
3.6
▪️JP Title :「病院坂の首縊りの家」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 1979
▪️JP Release Date : 1979/05/26
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-679 再鑑賞
🕰Running Time : 139分
▪️Director : 市川崑
▪️Writer : 日高真也、市川崑
▪️MusicD : 田辺信一
▪️Cast : 石坂浩二、佐久間良子、草刈正雄、桜田淳子、加藤武、草笛光子、白石加代子、三条美紀、中井貴惠
▪️Review
横溝正史原作、市川崑監督、石坂浩二主演による970年代金田一耕助シリーズ最後を飾る大団円ですね。市川×石坂の映画シリーズ第5作で、リメイク版『犬神家の一族』(2006年)を除いて最後の作品となりました。そのラストを飾るオープニングとエンディングは横溝正史自ら演じる作家邸の明るいリビングに一同打ちそろっての歓談シーンとなりました。
流石に安定の面白さでここまで来たシリーズですが、少し食傷気味になってきたんでしょうね。
本作、とにかく血飛沫が多く、シャンデリアの鎖から風鈴のようにぶら下がった男の生首など、映像的にショッキングなシーンが満載です。そして、ヒロインを演じる桜田淳子が女性の業を体現するキャラクターを見事に演じているのも見どころです。
さらに出演者のうち、小林昭二・草笛光子・三木のり平・大滝秀治は石坂・加藤と共にシリーズ5作連続出演を達成しました。

物語は。。。
渡米を控える金田一耕助はパスポート用の写真を撮るため、知人から紹介された写真館を訪れます。彼はそこで結婚写真の撮影の依頼に来た少女と出会い、死者のようなその面影に不審を抱きます。後日、再び少女から撮影依頼の電話を受けた写真館店主と共に、金田一も指定された場所へと向かいます。そこは“病院坂の首縊りの家”と呼ばれる屋敷跡であり、天井から男の生首がぶら下がっていたのです。。。

▪️Overview
「病院坂の首縊りの家」と呼ばれる廃屋での連続殺人事件を解決する金田一耕助の最後にして最大の事件を描く。東宝の石坂浩二の“金田一”シリーズの五作目にあたるもので、脚本は「女王蜂(1978)」の日高真也と同作の久里子亭の共同執筆、監督は「火の鳥(1978)」の市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。(引用:映画. com)
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