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犬神家の一族のharuのレビュー・感想・評価

犬神家の一族(1976年製作の映画)
4.0
日本の映画史に残る、ミステリーの傑作。

実はタイトル、水面から突き出た二本の足、スケキヨくらいしか知識がなく、恥ずかしながら具体的な内容は全く知らなかった。

序盤、余りにも複雑な相関関係に頭がついて行けず、一旦紙に書いて整理をしながら視聴。


しかし何ともよく考えられた物語だった。40年以上も前の作品とは思えない。
裏の裏を読もうとしたが、それもまたひっくり返された。終始完敗。


スライドの様な演出だったり、いきなり白黒になるような演出だったり、古臭いようで新鮮な演出にも感動させられた。

多くの人々が魅了され、何度もリメイクされてきたのも納得。
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