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奇跡のRのレビュー・感想・評価

奇跡(2011年製作の映画)
4.8
是枝監督、子役の扱いうますぎ!まえだまえだを含む子ども全員とてもリアルで自然。大人の視線を通した子供像ではなく自分自身のリアルなエモーションで演じてるんやろなーと思える。演出もすばらしい。ユーモア満載で何度も声を上げて笑った。ユーモアがあるからこそシーンにいきてる感動。子供たちの未来への夢と願い、どうしようもない不器用さ、悲しみ、強かさ、胸をしめつけるやさしさ…さらに子どもたちを取り囲む大人たちから自然にわき上がる愛情。すべてのシーンに大人のやさしい愛情があふれかえってるのがほんと心地いい。映像も透明感と躍動感があってきれいだし、くるりも最高。クライマックスは嗚咽してもーた。こんなに泣いた映画はない。この映画こそが奇跡。
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