エイガスキー

ストライクウィッチーズ 劇場版のエイガスキーのレビュー・感想・評価

4.0
ガルパンも評したならこちらもやらなければなるまい!
まず大前提として、この世界ではパンツはズボンだ!……ん?聞こえなかったか?ではもう一度だけ言う!この世界ではパンツはズボンだ!これで大丈夫だな!あとは妹たち……いや、ウィッチーズの活躍を描いている!以上だ!

ストライクウィッチーズの劇場版。
こちらは完全にファンへ向けたお祭り映画なのでシリーズは必見。主人公宮藤がなぜ熊を手なずけているのか、なぜペリーヌだけ劇場版仕様といわれるのか、なぜ宮藤が来ると知ったバルクホルンが豹変するのか。その辺のギャグがテレビシリーズを見ていないと全くわからない。しかもバルクホルンの件はファンの非公式な妄想が公式に設定されたものなので、かなり外側までカバーしないといけない。

内容はテレビシリーズ1期2期の続編。始まったのが10年も前の作品だが未だにコンテンツは続いており、ファンも残っている。息の長い、愛されている作品。「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」と言う伝説の名言も残した。

ミリタリー×萌えの黎明期、いや、ここから始まったと言っても過言ではない。今までのミリタリーといえば二足歩行のロボットや未来の乗り物など、SFに近いものだったが、過去に実際に存在した戦闘機を、細かな設定まで加えて登場させたのが逆に新鮮で、ウケた。

ちなみに陸はガルパン、空はストパンでほぼ決まっているが海が混迷している模様。共通のスタッフなら艦これだが、内容がアレなので、ここはハイフリでもいいのではないか、等、この話題になると荒れる模様。