エイガスキー

劇場版 マジンガーZ / INFINITYのエイガスキーのレビュー・感想・評価

3.0
富士山麓に新設された光子力研究所の地下からマジンガーZよりもさらに巨大なマジンが発見され、中からそのマジンのコントロールユニットである少女の姿をしたロボットが見つかる。
その新たなマジンは次元そのものを作り変えることのできる能力を持っていることが判明。
そして神にも悪魔にもなれるそのマジンがかつての宿敵・Dr.ヘルに乗っ取られてしまう。
再び世界を救うべく兜甲児が発進する。

能登復興支援としてYoutubeで無料公開された。
原作者である永井豪の出身地が輪島市。
いろんな縁が今回の公開を後押ししたんだろうなと思う。

部分的に女性の裸、男女の役割の押し付け、女性の性利用(?)、多様性の否定などなど、面倒な連中に見つかったら面倒なことになりそうな描写が多く、ある意味ヒヤヒヤしながら見ることになった。
そんな中でもマジンガーシリーズに登場したキャラ総出演、かつて出演していた声優がいたりとお祭り映画にふさわしいものとなっていた。
こういう映画は面白い面白くない関係なく、往年のファンが楽しめれば合格でしょう。
最後まで見ればなぜこの映画が復興支援作品として選ばれたのかも納得できる。

あとはスポンサーが大事なのはわかるが、やりすぎるとノイズになって逆に疎まれるから過剰な登場は悪手だったかな。