希望のない人生を送っていた主婦が仕事先の会話から馬主の存在を知り興味を持って調べたら共同馬主ってのがあったので他の希望のない人生を送っている同じ村の人々を誘って組合を作り仔馬を迎え2度目の人生を始める実話もの。
今まで馬に関する映画を意識して見てきたが、一番身近な話だと感じた。
馬を飼うとか馬主になるとか騎手になるとか、今まで見てきたものは自分の身の丈に合わない現実的でない話ばかりだったが、これは一口馬主という普通の人でも手が出せるものなので、自分の人生と地続きとして見ることができた。
だから今までで一番人間側に感情移入できた。
「儲けようと思うな。刺激を求めろ」っていうセリフが、過去に競馬で失敗している人から発せられた分説得力あるなあと刺さった。
でもまあ話の内容はベタで、ドラマ性があってもある意味安心して見ていられるものだった。
一口馬主の存在を知ってそこに入ろう、ではなくそれを作ろう、ってのが人間強度高いなあと感じた。
自分だったら間違いなく参加する側だ。
ドリームアライアンス、おとなしくて可愛かった。
