真っ黒こげ太郎

ROUTE(ルート) 666の真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

ROUTE(ルート) 666(2001年製作の映画)
3.5
このタイトルを見るとラルクの曲を思い出す。

重要参考人を護送中の諜報部員たちが呪われた道に潜むゾンビとドンパチやる映画だと思って観たら意外な展開を見せてびっくり。

ハッキリ言って前半から中盤までは正直イマイチだった。
前半部分はメインの会話シーンがあんま面白くない。主人公と黒人のオッサンの会話はそこそこ面白いが、流石に間を持たせるには少々キツかった。
中盤でやっと出てくる肝心のゾンビはどちらかと言うと亡霊のような存在で、道具を使って襲ってくるものの、グロシーンはショボいし、数は少ないとやや微妙。
幸い黒人のオッサンのキャラは面白いので、何とか観れたけど。

しかし後半になると話が進みだし、事件の真相が解明され出し話に引き込まれた。ゾンビ側もまさかの展開を迎えるわで面白い。
ラストも妙に爽やかで「なんか良い映画だった…。ような気がする!」と壮大に勘違いさせてくれた。(いいのかそれで)

ハッキリ言ってショボいが後半は観るべき部分はあると思う。
まあマトモなアクションホラーを期待して観たら間違いなくスベるだろうけどね。