みりお

ノートルダムの鐘のみりおのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
3.8
「誰かが僕を愛してくれるなら」
「僕もみんなと一緒に歩いてみたい」
なんて切なく、ギュッと心を掴む歌詞だろう…
当たり前のことが、生まれたときから許されないカジモド。
でも決して未来を悲観するのではなく、希望を失くさず、美しい朝の光の中で歌い上げる「僕の願い-Out There」
伝説的な名曲からストーリーが幕を開け、あっという間に物語に惹き込まれました✨
(この歌が好きな方は、ぜひ一度だけでいいから元タカラジェンヌの澄輝さやとさんが歌うバージョンを聴いてほしい😂💓一瞬で涙が出ます✨笑)

「世界は暗く冷たいとあなたは言ったけれど、本当に冷たいのはあなただ」
世界を知らず、幼い頃から植え付けられた「自分は醜くて嫌われ者だ」という呪い。
そんな呪いに囚われ、訳もわからず周りを呪ってもおかしくないのに、何が正しいことか分からなくなってもおかしくないのに、カジモドは決して周りを拒絶しなかった。
自身の容姿に対してどれほど蔑みや拒絶や憎しみを突きつけられても、それでも彼は、目の前の人を愛そうとする強さを持っていました。
誰かの物差しではなく、自分の物差しで測ったからこそ、人の心の温かさと冷たさをきちんと感じ取り、愛を返すことができたんだね。
カジモドのまっすぐな心が一人ずつ周りの心を溶かしていく様子には、ついウルっときてしまいました✨

そしてそして!
序盤からかなりしっかりミュージカル調で進むので、Disney作品としての満足感も高し🤤💓
そしてカジモドが歌い出した瞬間、透き通るような美声に鳥肌が立った👀❣️❣️
なんなんだ、この美声は!!と思ったら、石丸幹二さんだったんですね😂💦
失礼致しました‼️そりゃあうまいよっ😋✨笑
これはもう曲のダウンロードが決定です✨


【ストーリー】

幼い頃に母を亡くした醜いカジモドは、彼を引き取った最高裁判事のフロローによって、ノートルダム大聖堂の鐘楼に閉じ込められて暮らしていた。
だがある日、彼は下界での楽しげな祭りに我慢できなくなり、大聖堂を抜け出し美しいエスメラルダに出会う。
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