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マイ・プライベート・アイダホのkazu1961のレビュー・感想・評価

3.6
▪️JP Title :「マイ・プライベート・アイダホ」
Original :「My Own Private Idaho」
▪️First Release Year : 1991
▪️JP Release Date : 1991/07/20
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record : 2020-669 再鑑賞
🕰Running Time : 104分
▪️Director : ガス・ヴァン・サント
▪️Writer : ガス・ヴァン・サント
▪️MusicD : ビル・スタッフォード
▪️Cast : リヴァー・フェニックス、キアヌ・リーブス
▪️My Review
まさにこれからという時、23歳で急逝したリバー・フェニックスと本作で最高の演技をした最高にセクシーなキアヌ・リーブス。この二人が共演してるだけでなんとも言えない見応えがある作品です。最高のコンビです。
そして監督はガス・ヴァン・サント。この作品で言葉よりも詩的な映像に重点をおくことで、売春、同性愛、ドラッグ、近親相姦、ナルコレプシーといったショッキングな設定の中、ストリートで暮らす若者達の痛み・切なさ・葛藤を巧みに表現することに成功しました。
そして、これらの主要場面でウィリアム・シェイクスピアの『ヘンリー四世』などをもとに映画化した1965年の『オーソン・ウェルズのフォルスタッフ』へのオマージュを表現してるそうです。
。。。“居場所を求めて彷徨う孤独な魂の風景を映し出した、詩のように美しい映画”。。。アメリカの評論家の表現です。ピッタリですね。

物語は。。。
ストリート・キッズのマイクは、ポートランドの街角に立ち、体を売って日々を暮らしていました。彼には、緊張すると眠ってしまうという奇病があります。そんなマイクの親友は、ポートランド市長の息子でありながら、家を飛び出し、やはり男娼をして生きているスコット。ある日マイクは自分を捨てた母を捜す決意をし、スコットと共に、兄リチャードが暮らす故郷アイダホへと向かいますが。。。

ラストシーンをどう捉えるか?それで本作のテーマが決まってくるように思うのですが。。。

▪️Overview
リバー・フェニックスとキアヌ・リーブスの共演で話題を呼んだ青春ロードムービー。路上に立ち、男性に体を売って暮らしている青年マイク。緊張すると突然意識を失ってしまう奇病を持つ彼は、自分を捨てた行方不明の母親を捜すため、市長の息子で、同じく男娼のスコットとともに故郷アイダホへと向かう。同性愛、近親相姦、ドラッグといったショッキングな内容を、詩的な映像を駆使して描いたガス・バン・サント監督初期の傑作。2014年、フェニックスの遺作「ダーク・ブラッド」(12)公開にあわせ、フェニックス出演作の特集上映でデジタル上映。(引用:映画. com)
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