ジェラール・フィリップの観る
監督マルセル・カルネ
盗みで留置所入れられたミシェル
恋人ジュリエットへの想いから
不思議な国に迷い込む夢の話
記憶を失った人々が暮らす村
彼女の名を告げても村人の反応は
要領得ず
ミシェルの脳内世界なのでこの人
誰だ？の不思議な世界ではあります
刑事やら青髭やら謎の人物も登場し古城
でジュリエットと再会するも。。。
古城内は「美女と野獣」のような幻想的
で良い感じでしたね
カメラマンは同じアンリ・アルカン
記憶を失った人々の村という発想を活か
しきってるかは微妙ですがカルネは詩的
リアリズムの作家と言われてるのは
なるほどね～です
夢から醒めた現実で夢の不思議が総て
明らかになるという流れで
ラストはまた別な世界へですが元の世界
へ戻ったのか別な世界なのかは意見の
分かれるところではないでしょうか
何れにしろ哀しい話ではありますね
現実は詩的なのでこちらの方が本領発揮
なのかもです
ジェラール・フィリップの別な世界から
来たような美しさならではの世界
ジュリエット演じるシュザンヌ・クルティーエは別な世界では白いドレス､現実ではやや疲れた女性どちらもキレイでしたフィリップの映画久々観ましたけどまだ配信されてるのでもう少し観てみよう
