風に流されるように
フォレストは生まれつきの骨の歪みで
幼い頃から義足をつけて生活していた
他の子供と同じ様に育てたいという
母の想いから一般の小学校に通うことに
そこでジェニーと出会い親友になる
ある日同級生に義足をからかわれ
自転車で追いかけ回されるフォレスト
ジェニーの「逃げて！」という声に
ぎこちなく走り出したフォレスト
その時彼に奇跡が起こる
周りの人を信じ生きたフォレスト
語られる人生は奇想天外なものだった
王道感
品があって壮大なテーマソング
各シーンを一気に盛り上げる
義足が外れるシーンがとても良い✨
背景の歴史とともにストーリーは進む
モノクロ映像の中要人と対峙するフォレスト
リアルさに驚く一方そこでも
独特の存在感を醸し出す姿が面白い
母やダンを心配しジェニーを思い続けながら
日々を着実に過ごしてきたフォレスト
どんな状況でもブレない一生懸命さ
どんな目にあっても人を許す懐の広さが
人を巻き込み大きな偉業を成し遂げていく
「信じる力」の凄みが伝わる作品でした
あれもこれも人生
フォレストの人生を俯瞰して見て
その振り幅の大きさを楽しむ構成
そのぶん過程のドラマは薄い
フォレストの面白い人生の一方で
ジェニーの人生は終始危ういものとして
描かれていた様に感じて辛かった
その道のりも必死にもがいた結果なのだが
フォレストの人生の尊さを強調すべく
対比させた意図を想像してしまって
感動の一方モヤっとした💦
人の繋がり
どんな目にあっても人を信じて
全力で進み続けるフォレストの人生
自分にはとても真似できない
一方で自分の人生に意味を持たせずに
目の前の目標に向けて日々過ごす
そんな生き様には魅力を感じた🤔
情報や価値感に縛られたり
「人としてどう生きるべきか」
という難しいことは置いておいて
自分を大事にかつ身近な人を思いやりながら
やるべきことをやっていく生き方
人生のシンプルな本質が伝わってきた
全体的に流れる暖かい雰囲気
客層問わず楽しめる映画です🎬
