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スパイダーマン2のkazu1961のレビュー・感想・評価

スパイダーマン2(2004年製作の映画)
4.2
▪️Title :「スパイダーマン2」
Original Title :「Spider-Man 2」
▪️Release Date:2004/07/20
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards
第77回アカデミー賞 視覚効果賞
▪️Appreciation Record :2019-139 再鑑賞
▪️My Review
スパイダーマンシリーズの中で一番好きな作品かも知れません!!すばらしい出来の作品です。
前作よりはるかにパワーアップした格闘シーンの迫力、空中を飛び回る爽快感、そして数々のスペクタクルシーン。それぞれのVFXに見ごたえがあるだけでなく、ストーリー上の必然性、盛り上がりポイントにピタリと配置され、しっかりと心を踊らせてくれます。
ピーターのジーンとの恋の葛藤、親友の父親を倒す羽目になった葛藤、親愛なる叔父を救えなかった葛藤、様々な葛藤を抱えながら悪と闘っていくストーリー展開は流石です。
『スパイダーマン』の魅力は、ヒーローものとしての爽快なアクションと共に、悩み多きティーンの青春物語としてのドラマがあることです。サム・ライミ監督は、変身前の主人公の悲しいまでのダメさと、ヒーローとなったときの恐るべきカッコよさのギャップを強調して、その葛藤を演出していますよね。
世界中で特大ヒットを飛ばした前作のおかげで、今回は当時のハリウッド史上最高額220億円の製作費を投じて作られる事になりました。トビー・マグワイア、キルスティン・ダンストといった主要キャストとサム・ライミ監督らスタッフも前作共通で、素晴らしい世界観を作り上げています!!
▪️Overview
2002年に公開された『スパイダーマン』の続編。サム・ライミ監督版スパイダーマン三部作の第2作目となる。最先端のVFXが高く評価され、第77回アカデミー賞において視覚効果賞を受賞した。
大学やアルバイトに加え、スパイダーマンとして闘うピーターは、憧れのメリー・ジェーンとすれ違うばかり。スパイダーマンへの復讐を誓う親友のハリーともうまくゆかず、人間関係に悩む。そんな時、優秀な科学者であるDr.オクタビウスに会うが、彼は実験中の事故で凶暴な怪人ドック・オクに変身してしまう。監督、キャストのほか、音楽、特殊効果スタッフも続投。撮影は「マトリックス」シリーズのビル・ポープに交代。
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