山中常盤 牛若丸と常盤御前 母と子の物語の作品情報・感想・評価

山中常盤 牛若丸と常盤御前 母と子の物語2004年製作の映画)

製作国:

上映時間:100分

4.1

『山中常盤 牛若丸と常盤御前 母と子の物語』に投稿された感想・評価

羽田澄子の美術ドキュメンタリー。絵師、岩佐又兵衛の作と言われる絵巻「山中常盤」は12巻、全長150米にも及ぶ絵巻を映し出しながら、岩佐又兵衛にもスポットを当てる。
絵巻と実写を並列させたりするのは疑問だし、片岡京子の存在にあまり意味が見出せなかったりとかあるが、基本的に「山中常盤」を横スクロールで見せることに注力したストイックな作品で好感が持てた。
門外不出の12巻150mにわたる絵巻物を、
企画から12年かけて撮りあげた羽田澄子、執念の作品。
けっこう描写がグロい。
壮絶。アラン・レネほど実験しておらず、ある意味古臭く懐かしい。
いけ
4.0

岩佐又兵衛の『山中常盤物語絵巻』を横スクロールと実景と再現されたフィクションで追いつつ、又兵衛に関する大河ドラマの最後のコーナーみたいなのがたまに入る。
浄瑠璃が何言ってるかわからないところもあった…

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4.0

浄瑠璃の場面に合わせて、岩佐又兵衛の絵画をアップにしたり遠目に写したりして、ドラマチックな物語になっていた。全12章、3と4章で寝ちゃったのが悔やまれる…。映し方のうまさで、絵の中の人物が動いてるよ…

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