tetsu

インクレディブル・ハルクのtetsuのレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
4.1
マーベル祭り!!
ただいま、TSUTAYAプレミアムの1か月無料体験を使い、「...インフィニティ・ウォー」に向けて時系列順で予習中!!
果たして、予習は間に合うのか?
(というわけで、提供はTSUTAYAさんでお送りします。笑)

<ヒーロー映画×逃走劇>
"ブルース・バナー"博士は数年前、ガンマ線の実験に失敗。
怒りの感情を抱くと緑の怪物"ハルク"に変身する体質になってしまう。
"ロス将軍"率いる精鋭部隊から逃亡を続けつつ、治療法を探す"バナー"。
彼はあることがきっかけで、ロス将軍の娘であり、彼の恋人の"ベティ"と再会することになるのだが...。

なぜか、巷の評判はすこぶるイマイチなんですが、僕は好きですよ!本作!笑

怪物のようになってしまった主人公が、大切な人と一緒にいたいけれど、相手のことを考え、思い悩む...。
古典的名作「美女と野獣」や、
マーベルの過去作「ファンタスティック・フォー」のザ・シングにも通ずる、この設定だけでも個人的には大好きでした!!笑

ハルクが誕生するまでを、
あえてサクっとすましているところも斬新で、そのおかげにキャラクターの描写を増やすことに成功しているのも良かった!
細かな感情の揺れ動きを表現する役者の視線や、音楽も絶妙で、バナーとベティの淡い恋が、より一層引き立っていました!

そんなハルクの登場シーンは、より盛り上がるように、ハリウッド版「ゴジラ」同様、焦らして焦らして、中々、全景を写さないようにしているのも注目です!
(終盤、ハルクが「スパイダーマン」のようにビルの間を飛び回るのには驚きましたが...。笑)

ちなみに、マーベルファンの皆様は、
作品を邪魔しない程度に登場する初代ハルク(= ドラマ版ハルク)の絶妙なカメオ出演や、
「キャプテン・アメリカ」の後だと見え方が変わってくる"スーパーソルジャー計画"、
エンドロールの後に登場する"あのキャラクター"にも注目してほしい一作ですね。
お馴染みのスタンリーおじさんの登場シーンも今回は中々のインパクトでしたよ。笑

というわけで、
最近の作品になればなるほど、
現実離れする傾向にあるMCU作品ですが、そういうのが苦手な初心者の方にこそオススメしたいMCU初期の名作でした!

P.S
それにしても、「キャプテン・アメリカ/シビルウォー」でロス将軍が復活したことは今後、何か意味があるのでしょうか?
もしかして、ベティの再登場もあり得る?!笑

参考

ハルク役エドワード・ノートン、「『アベンジャーズ』のような映画に出たいと思わない」 - シネマトゥデイ
https://www.cinematoday.jp/news/N0045018
(念のため説明しておくと、本作の主人公を演じたエドワード・ノートンさんは、協調性の問題で「アベンジャーズ」を降板してしまいました...。)

Winner Stays On -- Nike Risk Everything
https://youtu.be/pCVF0CSRTYA
(一見、ただのNIKEのCMですが、2:26辺りから要注目!!)

2018/4/25
参考に関連動画を追加しました!
tetsu

tetsu