クルードス

告白のクルードスのネタバレレビュー・内容・結末

告白(2010年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

未成年犯罪や愉快犯に対して、すぐにスキャンダラスに面白おかしく取り上げる世の中に対するアンチテーゼなのかな。

最初の方は犯人に対して嫌悪感を抱く作りになっているが、実は色んな事情があってそういう子になってしまったと分かり、観客としては同情の余地が出てくる。

しかし、カッコイイ理屈を付けて犯罪を犯そうとする自意識過剰な中学生に対して、大人が「所詮はガキのする事」として、断罪する姿は賛否あるかもしれないが、痛快。