大好きです‼︎大好きなんですよ、ただうまい具合にレビューが書けない…。書けそうにないけど、勢いで書いてしまえ‼︎主役は我らがジャック‼︎ジャック・ブラックです。決してジョニー・デップでもなければ、ハロウィンタウンの王様でもありません。この人、ホント毒が強いですよね。いや、褒め言葉ですよ、これが彼の持ち味ですから。僕は大好きですから。そのジャックを主役に、音楽センス抜群のリンクレイター監督が…いや、違う。これは明らかに、ジャック・ブラックの偏愛が詰まった映画だ‼︎音楽のセレクトが、もろジャック・ブラックですよ。ここまでで、ジャック・ブラックって、何回書いただろ？っていう位、とにかくジャックが画面狭しと大暴れするんですよ。そのジャック扮するデューイは、いつまで経っても大人になりきれない、ロックバカ。大人としても、人間としてもロクでもない彼が、ひょんなことから学校の先生に⁈始めは全くやる気のないデューイ先生。しかし、彼は気付きます。生徒達の中に眠っている、音楽の才能を。
やがてデューイは彼らの才能を伸ばし、自らも生徒達と共に成長していく。そして感動のドラマが…あるわきゃない。
デューイは生徒達の音楽の素質を、無理矢理に方向性だけロックに持っていってしまう。クラシックもジャズもヒップホップも、バッサリシャットアウト。だけど自分の中にあるロック愛を、生徒達に熱を込めて語るんです。暑苦しいくらいに。でもって、デューイは生徒達をバンドメンバーに、自らのロックバンドを結成する‼︎とことんバカですよ。だけど、バカだから怖いもの無し‼︎周囲の意見や常識なんか知ったこっちゃない‼︎確かにこんな人身近にいたら、友達になれなそうですが、ロックの話ならずっと喋っていられそうです。何せ音楽のセレクトが、ほんの少し王道から外れてる。オアシスでも、ニルヴァーナでもない。AC/DCですよ‼︎僕の大好きなAC/DCです‼︎デューイのオールドスクールボーイの服装から、まるでアンガス・ヤング（AC/DCのギタリストです）じゃないですか‼︎くぅ〜、泣かせるじゃないですか。ちなみに僕のネームのアンガスは、アンガス・ヤングから頂きましたm(_ _)m。ありがとうございます。
まぁそのAC/DCの名曲「It's a Long Way To The Top」というナンバーを、バンドがエンディングで披露してくれる訳ですよ。分かってるな〜。タイトルナンバーも、まんまAC/DCですしね。
結局映画の最後の最後まで、デューイは全く成長していないんだけど、成長しないってことは、好きなことをずっと続けられるってことだよね。ブライアン・アダムスというアーティストが歌っています、18 Till I Die(死ぬまで18歳のままで)って。なんてカッコイイ。映画はジャック・ブラックのアクの強さで(笑)、好き嫌い分かれるかも知れませんが、ロックキッズには堪らん作品だと思います。結構思い入れ強く書いてしまった。長文失礼しました。
作中にデューイが黒板を使ってロックの歴史をレクチャーしますが、あれを欲しいと思ったのは僕だけじゃないはずだ、絶対‼︎‼︎
