タスマニア

耳をすませばのタスマニアのレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
3.5
2022年79本目。

ほろ酔いで見る「耳すま」はいいなぁ。
ある意味、素面では直視できない眩しさへの対抗手段を身につけてしまった。

年齢を重ねて、時代を越えると同じジブリ作品でも違ったように感じることはよくある。
ただ、自分は何年経っても何回見ても、天沢聖司よりも杉村のキャラクターが好きで、彼の物語の方がよっぽど身近に感じられる。
そんな自分にとって天沢聖司はある意味「やなやつやなやつやなやつ」なんだよなぁ笑
ハンサムで、ヴァイオリンなんか弾けて、あの歳で自分の夢をちゃんと持っていて、雫が「置いていかれる」と感じる気持ちもわかる。そこらへん含めていけすかないよなぁ笑
でも、天沢聖司はそれが魅力だと思った。

若い二人のセッションに、地球屋のおじいさん達が加わるあのシーン狂おしいほど好き。
青春に絆されて、キラキラした目をして演奏するんだもん。

自転車を漕いで一緒に登る、そんなコンクリートロードは乙なんじゃないでしょうか。
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