これの前作とセットでちょっと前に買ったDVD。この続編には浜美枝が出てないのでほっといたのを思い出し。

冒頭、ヘリコから吊るした錨で殺すシーンで心を掴まれました⚓️
ありえねえだろこの殺し方。

乳母車押してる殺し屋集団（？）との銃撃戦でもおもしろシーン。
落ちてるサブマシンガンのメカニズム？を狙って宝田明がピストルを撃ち、サブマシンガンを暴発させる、サブマシンガンは宙に浮いてます。？？？

前作の刑事役が有島一郎から佐藤允に代わり混乱しました。
三橋達也の『国際秘密警察』で相棒役だった佐藤允と勘違いしてて、最初は逆にスンナリ入れたのに、あれ？有島一郎は？、途中で気づく。

ふたりの俳優イメージが違いすぎて、気づいてからは違和感マックス。

ダブルヒロイン前田美波里さんと沢知美さん。前作の浜美枝の破壊力には遠く及ばず。でもふたりとも素敵。沢さんのが好き。

あらゆる面でスケールダウンが否めない中、宝田明は相変わらずキザなオフザケ野郎で100発100中。

シリーズものとしては当然ですが主人公さえしっかりしてればそれなりに見れるのかななななな。

軽やかに暗躍する百戦錬磨の殺し屋（宝田明）が、国際金貨の密輸団に肉薄していく。明朗会計な性格の殺し屋が危機的状況を乗り越えていく、シリーズ第2弾。

前作で有島一郎が演じていた老獪な刑事を、本作では若々しさ溢れる佐藤允がバトンタッチで演じている。適材適所で素早く順応してくれるため、「逆に面白味がなくなっている」という見方もできてしまう。

同時に、前作は日本語と外国語が縦横無尽に交錯するスタイルに醍醐味があったのだが、本作では外国語を日本語吹き替えでカバーさせている。そのため、国際色豊かな世界観を楽しむことができなくなっている。

その一方で、ダブルヒロイン（前田美波里＆沢知美）のスレンダーボディと60'sファッションは見応え満点。彼女たちの一挙手一投足により、映像が華やいでいく感覚に浸ることができる。

前作に比較すると明らかにレベルダウン。やはり岡本喜八様の力は大きいです。