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12人の優しい日本人のsoのレビュー・感想・評価

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)
3.5
「12人の怒れる男たちを論理的議論の苦手な日本人がやってみた」的自虐映画かと思いつつ鑑賞。
その予想通り建設的な議論ができないままに時間だけが過ぎていく様子にイラだせられ、救世主の男性も本家のようにキレがある人物ではなく何だか頼りがなく、もやもや。それでも徐々に議論はまとまっていき、収束するかと思った矢先の、、三谷節!ギアチェンジし、大団円へ向けて一気に加速。この揺さぶられ感がたまらない。最初からすごかった三谷幸喜。思い浮かぶのは三谷幸喜の不敵な笑み。

本家「12人の怒れる男たち」を観てからの鑑賞がおすすめ。
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