おらんだ

ウルトラヴァイオレットのおらんだのレビュー・感想・評価

ウルトラヴァイオレット(2006年製作の映画)
1.8
新種のウィルスに感染し、超人的な能力を身につけた新人類「ファージ」。その一人であり、最強の女戦士であるヴァイオレットは、政府が開発した最終兵器を奪取すべく、政府のビルへと乗り込む。兵器を手に入れた彼女だったが、その兵器とは9歳の人間の少年だった。

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演…。謎のウィルス…。最強の女戦士…。わざとか…?わざとこんな某有名作品を連想させるファクターを繰り出してくるのか…?どうしても「某ゾンビのやつ」がチラついてしまう。二匹目のドジョウを狙ったつもりだろうか。浅はかな。

特徴としては、とにかくCGがふんだん。当時の最高の技術を駆使しながらも、近未来感を出すために使用されるCGが何ともお粗末。パリンと割れる特殊アーマー、突然変わる髪の色、ヌメッとした肌の質感。「そこCG要る?」と思わずツッコンでしまう事の多いこと多いこと。

ラスボスもなんか微妙…。品は無いし、さして強くも無いし。ずっと鼻に何か付けてんのがスゴく気になる。何なんあれ。持ってる武器も無限刃だし。燃えるのかなと思ってたらやっぱり燃えましたよ。

アクションは派手で良いと思います。例によってミラ・ジョヴォヴィッチがバッタバッタと敵をなぎ倒す姿は爽快です。
キャメロンブライトのムッツリ演技も良いと思います。「X-MEN」でも「ワイルドバレット」でも「トワイライト」でも表情が乏しい。もうそういう役しか来ないんじゃないかな。あ、他に良いところはありません。
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