さうすぽー

タクシードライバーのさうすぽーのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.5
自己満足点 71点

(感想は比較的短文です)

巨匠マーティン・スコセッシの初期の代表作してキャリア史上最高傑作と称される作品。
良かったけど、個人的には絶賛するほどでは無かったです。

ネオンが照らされたアメリカの夜景が美しく映されていて、観ていてとても綺麗だし、自分が好きな世界観であることは間違いないです。
そこにオシャレなジャズの音楽がかかり、大人の渋いアメリカ映画を思わせます。

ただ、主人公の事が全然好きになれないです。
女性とのデートでポルノ映画を見せたらそりゃドン引きされるし怒るだろ!
挙げ句に次の日逆ギレしてるし(笑)

正直展開がスローだから最後の方まで割りと退屈だったけど、ラストのデ・ニーロの銃自殺のポーズと一連の演出だけは鮮烈なインパクトがありました。
自分が「死」を強烈に願っているものとして非常に印象的です。


ごめんなさい。
ベトナム戦争が絡んできたりと色々と深い映画だとは聞いていたのですが、自分は今のところこれくらいしか書けそうにありません。
個人的には、この映画に影響を受けているジョーカーの方が好きかな。