だい

眼下の敵のだいのネタバレレビュー・内容・結末

眼下の敵(1957年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

登場人物にこれといったバックストーリーがあるわけでもなく、
熱いイデオロギーのぶつかり合いがあるわけでもなく、

ただひたすら戦闘シーンだけなのにこんなに面白いの何で!!!!

やっぱり命のかかったヒリヒリするような裏の読み合いが緊張感を生み出してるのか。


圧潰の危険性を抱えてでも海底潜航を選んだシュトルベルク艦長。
それを読み切って、敵の艦隊が迫っていながらも海上待機を決めたマレル艦長。

狂気の沙汰ほど面白い。
ってアカギが言ってたけど、
命を賭けたギリギリの選択はそれだけでこんなにも面白いのだ。



たいして戦いたいわけでもない人たちが戦って、
そんでどっちかが捕虜になって、
いったい何が生まれるんだろうな。

勝ったけど時計職人という生業を失って、
戦いたくない人が死んで、
そんなことが今ウクライナでも起こっているのだ。

学ばない奴がいる。
だい

だい