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フレンチ・カンカンのmichiのレビュー・感想・評価

フレンチ・カンカン(1954年製作の映画)
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随所で見られるショーは素晴らしい!踊り子も観衆も盛り上がって最高潮の雰囲気に包まれるムーラン・ルージュ。フレンチカンカンは個人的には品がない踊りに見えますが、圧巻なことは間違いない。何もかも忘れて心の底から楽しむ人たちを見ているとこっちも楽しくなるね。
本物のエディット・ピアフが歌っていました。びっくりした。

ストーリーはドロドロと取っ替え引っ替えするゴタゴタなのですが、何せその描き方がゲスい。50年代の作品でそんな露骨に…と思ってしまいましたが、おフランスはそんな感じなのかな。

ニニはなんだか面倒くさい女の子だけど、踊っている時の輝きが半端ない。とってもかわいいし、目が釘付けになります。

ジャン・ルノワールの作品は初めてでしたが、印象派絵画を思わせるシーンがたくさんで、特に外のシーンはお父様の絵かしらと思うくらい色が綺麗です。
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