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真昼の決闘のtetsuのレビュー・感想・評価

真昼の決闘(1952年製作の映画)
4.5
「LOGAN ローガン」を西部劇という観点から予習!!
(できれば、劇中で言及されるらしい「シェーン」を観たかったのだが、借りられていたので...。笑)

退職の日を迎えた保安官。
妻と結婚式を挙げ、町を出ようとした矢先、捕まえたはずの凶悪犯が釈放される!
3人の仲間を引き連れた彼等が町に到着するまで、あと少し。
かつての友や妻にも見放され、孤立無援の保安官は最後の戦いに挑むことになる...。

いや~、面白い!!笑笑
正直、西部劇というと退屈なイメージがあり、今まで無意識に避けていた所があったのだが、こんなに面白いのなら、もっと観ておけば良かったと思った!笑

保安官は、あらすじにもある通り、"孤独"になっていく。
保安官としてやってきたことを否定され、精神的にも追い詰められた彼が無謀な戦いに挑む姿は、「LOGAN ローガン」にも共通しているのではないか?
(↑予告編からの推測ですが...。笑)

そういう意味でも、人物描写が過去の映画と思えないほどしっかりしており、ただの娯楽作では終わらないエモーショナルな傑作でした!
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