アニマル泉

都市とモードのビデオノートのアニマル泉のレビュー・感想・評価

4.2
ヴェンダースがポンピドゥセンターの依頼で制作した山本耀司のドキュメンタリー。
「複数」の映画である。画面は小型モニターが混在するメタ画面だ。そして35ミリカメラ(60秒しか撮影できない)とビデオカメラ、日本語と英語、東京とパリ、様々な2つの項目で展開される。
山本耀司の哲学が面白い。「タッチ,素材、形が大切」「目指すのは新しさとクラシックという矛盾だ」「シンメトリーは醜い。やさしさ、上品、寛容という大切なものは、不自然なシンメトリーからは生まれない」「私はデザイナーではない。仕立て屋=ドレスメーカーだ」「常に本物を探している」「色は邪魔だ。黒でいい」「デザイナーはビジネスと尊敬が必要だ」
母の影響。足へのこだわり。
カラー・スタンダード。
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