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勇気ある追跡のkazu1961のレビュー・感想・評価

勇気ある追跡(1969年製作の映画)
3.6
▪️JPTitle :「勇気ある追跡」
ORTitle:「True Grit」
▪️First Release Year : 1969
▪️JP Release Date : 1969/06/21
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :
第42回アカデミー賞 主演男優賞
第27回ゴールデングローブ賞 主演男優賞
▪️Appreciation Record : 2022-225 再鑑賞
🕰Running Time : 128分
▪️Director : ヘンリー・ハサウェイ
▪️Writer : マーガリット・ロバーツ
▪️MusicD : エルマー・バーンスタイン
▪️Cast : ジョン・ウェイン、グレン・キャンベル、デニス・ホッパー
▪️Review
🖋リメイクされた『トゥルー・グリット』(2010年)の元ネタになった作品ですね。個人的には『トゥルー・グリット』の方が、スピルバーグ制作総指揮、コーエン兄弟監督ということで、主人公マティと保安官コグバーンそしてテキサス・レンジャーのラ・ボーフの3人の情愛が感じられて好きですね。クライマックスからエンディングにかけての演出も細やかで、『トゥルー・グリット』の方が感動しました。

🖋元ネタとなった本作の方は、西部劇的な男の物語的なイメージになるのは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞したジョン・ウェインの魅力が全面に押し出され、ウェイン演じるルースター・コグバーンの魅力で成り立っている作品だと感じます。片手に拳銃、片手にライフルで馬上から犯人を撃つシーンがとても印象的ですね。それはそれで男臭い西部劇としては面白く楽しめます。

🖋一方、マティを演じたキム・ダービーもはつらつと熱演してるのですが、この時22才。『トゥルー・グリット』でマティを演じた当時14才の天才少女ヘイリー・スタインフェルドの印象が鮮烈すぎました。アカデミー賞助演女優賞にノミネートされるほどの演技を魅せてくれましたから。

🖋物語は。。。
少女マティはトムという雇い人の男に父親を殺され、復讐を誓います。そして、その征伐のため、アイパッチを着けたベテラン保安官のコグバーンが雇われることに。さらには若いテキサス・レンジャーのラ・ボーフもその任を請け負い、こうして3人はトムら犯人一味を追う旅に出ます。だがやがて、マティがトムに捕らえられ、ラ・ボーフが救出に向かうことに。その間コグバーンは援護射撃で一味に対抗、激しい攻防の末にトムを倒し、マティは無事助け出されるのですが。。。

▪️Overview (映画. comより)
チャールズ・ポーティスの小説を「5枚のカード」のマーゲリット・ロバーツが脚色「サハリ!」のヘンリー・ハサウェイが監督した西部劇。撮影は「エルダー兄弟」のルシエン・バラード、音楽はエルマー・バーンスタイン、美術はウォルター・タイラーが担当した。出演はジョン・ウェイン、歌手のグレン・キャンベル、新星キム・ダービーほか。製作はハル・B・ウォリス。
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