坂本監督は特撮に愛がある。
今回はキョーダインと大鉄人17だ。
この2作品は当時の子ども達には人気があったが続編もなく、こんな機会がなければ、リブート不可能だろう。説明すればキョーダインはサイバロイドでダダ星連合と戦う兄弟ロボ。17は狂った巨大コンピューターブレインが作ったがブレインを裏切り正義のために戦う巨大ロボ。両者の目立つ部分を取り込み、方や敵、方やキーとなる存在として出演させた。同世代にはおおっ！と思わせるシーン連発。ゴンベスやブレインがでた瞬間！グラビトン攻撃とかも。さらにアルマゲドンまで混ぜて提供。仮面ライダー部の活躍にプラスし、インガ・ブリンクの活躍を描く。これもガブリンクイーンのアナグラムですね。キューティーハニーだけあるなあ、彼女。歴代のライダーの中でも1、2を争う２人にひけをとらない。夏の仮面ライダー映画は年間の総決算的なものを期待するなら、宇宙への憧れと友情を描いた熱き作品でなければならないが、十二分に描かれていた。やばいラスト近く不覚にも泣けてきた。スイッチと言うガジェットがこんな使い方があるとは。もちろん坂本監督得意のガジェット全部使った派手なアクションもあり。全話見て良かった。何度も語るが、ライダー俳優さんは無条件に応援。頼むから福士蒼太の運動神経に相応しい役や映画を誰か用意して欲しい。恋愛映画に埋まる子ではない。
