あるちう

グラスハウスのあるちうのネタバレレビュー・内容・結末

グラスハウス(2001年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞
【あらすじ・感想】
JKのルビーは両親が結婚20周年の夜に交通事故で亡くなってしまう。両親は莫大な遺産を遺してくれたが、ルビーと弟のレッドは未成年であることを理由に後見人となった元隣人グラス家のテリー、エリン夫妻の家に身を寄せることになる。初めのうちは良くしてくれるふたりに感謝していたルビーだが、テリーのいやらしい視線やエリンに電話を盗み聞きされたりと日々の行動から不信感を持つようになり。。

サスペンスにちょっぴりホラーでしょうか。実際にあった事件と言われてもおかしくない展開。映画内のグラス夫妻はテリーは借金漬け、エリンは薬中と散々です。でも幸せだったシーンもほんの少し描かれていて、人生が一変してしまうトリガーがどこにでもあるということを感じる映画ですね。
今は過激な映画が多いので少し古く感じたり刺激不足になるかもしれませんが、ゆっくり忍び寄る恐怖をよく描いていると思います。

【良かった点・好きなシーン】
エリンの死に方はホラーでもある一方で悲しく見えました。彼女は根っからの悪人というより娘を亡くした喪失感からクスリに頼るようになり、最後はルビーの横で息絶える。
グラス夫妻の娘が健在だったら、、もしかしたら後見人として上手くいく可能性もあったのかもしれないと考えると悲しい映画だったと思います。
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