あるちう

シンプル・フェイバーのあるちうのネタバレレビュー・内容・結末

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

初鑑賞
【あらすじ・感想】
ステファニーは死別した夫の保険金でひとり息子のマイルズを育てるシングルマザーだ。
少し一生懸命過ぎるところはあるものの、良い母親として振る舞っていた。ある学校行事の帰りにマイルズの同級生ニッキーの母、エミリーと出会う。エミリーはNYで働くキャリアウーマンで、ふたりは正反対の性格、生活だったが、徐々に親しくなっていった。
ある日、仕事の忙しさを理由にニッキーを預かって欲しいとエミリーから依頼され、預かることを快諾したステファニーだったが、ニッキーを預けたままエミリーは行方をくらましてしまう。
エミリー失踪の真相解明のため独自に調査を始めるステファニーだったが。。

エミリーの失踪の真相を追っていくうちにステファニー、エミリーどちらも怖く、敵に回したくない女性だということが分かってくるが正直、犯罪を引き起こしたエミリーよりも主人公役であるステファニーの方が怖い。
この怖さは映画の冒頭から随所に見られるが、ステファニーが何を考え、どういう意識で行動しているのかびっくりするほど分からない。
逆にエミリーは利己的で過激だが自分の欲求にストレートで分かりやすい。
そんなふたりのサイコパス同士が争う中盤以降はかなり面白かった。


【良かった点・好きなシーン】
終盤を見るとステファニーの旦那と義兄の死の原因を明らかにしていないことでステファニーのサイコパス度がより強調されていて良いです。
あるちう

あるちう