ホイットモア大統領

オールウェイズのホイットモア大統領のレビュー・感想・評価

オールウェイズ(1989年製作の映画)
3.5
先日行ったUSJ「バックドラフト」の待合ロビーで、本作の映像が頻繁に流れていたことから気になり鑑賞。

死んだ男が守護霊となり、若者の人生を導くと共に生前の恋人に寄り添う。

なんてストーリーは『ゴースト/ニューヨークの幻』にも通ずるものがあるが、登場するのはパトリック・スウェイジでもデミ・ムーアでもなく、
サメおじさん、キング・コング探したいおじさん、そして、スーパーマン裁きたいおばさん。

ということで、恋愛の癖が強いんじゃ!

特にホリー・ハンターが情緒不安定なじゃじゃ馬、かつ『赤ちゃん泥棒』よりヒステリック。クライマックスの行動とか無理過ぎるわ。
俺のケツが青くて大人の恋愛がわからないということですか。そうですか。

とはいえ、スピルバーグ × ジョン・ウィリアムズ。腐っても鯛。
時にロマンティック、時にコミカルなスコアに彩られた本作は、エンタメ性が高く、時節ハッとするカットもあり。何だかんだラストも胸にジーンとくる。