kazu1961

タッチのkazu1961のレビュー・感想・評価

タッチ(2005年製作の映画)
3.4
▪️JP Title :「タッチ」
Original : ※※※
▪️First Release Year : 2005
▪️JP Release Date : 2005/09/10
▪️Production Country : 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2020-751 再鑑賞
🕰Running Time : 116分
▪️Director : 犬童一心
▪️Writer : 山室有紀子
▪️MusicD : 松谷卓
▪️Cast : 長澤まさみ、斉藤祥太、斉藤慶太、RIKIYA、平塚真介、上原風馬、 安藤希、福士誠治
上杉晴子 - 風吹ジュン、若槻千夏
▪️Review
原作にかなり忠実ですし、長澤まさみの南もハマっていてそんなにレビュー点数ほど、悪い作品だとは思えません。少し難を言うなら、2時間に全てを詰め込んだ感があるので、テンポが早すぎて原作のマッタリした中での感動をなかなか味わうことが難しいかもしれません。脚本は原作をかなり踏襲しているので、その早いテンポとやはり盛り上がるはずの部分の仕掛け、演出が淡白なのが残念です。
それでも岩崎良美ではないですが主題歌『タッチ』がかかって、南が球場へ向かっていくシーンや、ラストの勝也と達也がオーバラップして、新田に投球していくシーンなどはそれなりに感動できました。もっと抑揚をつけた演出ならもっと良くなったでしょう。
本作、1981年からスタートした「少年サンデー」(小学館)でのコミック連載、1985年からのテレビ放映、アニメ映画の公開、TVスペシャルの放送、そしてDVD化や再放送と今でも多くの人々から愛され続けている作品です。そんな作品の実写映画化、賛否両論あって当たり前でしょうね。監督は犬童一心、注目の南役は『世界の中心で、愛をさけぶ』での演技でブレイクしたばかりの長澤まさみ。"セカチュー"でブレイク後、初の主演映画になります。達也、和也役は斉藤祥太・慶太の二人。双子であること以上に本格的野球経験もあり、違和感なく鑑賞できました。

物語は。。。
上杉達也(斉藤祥太)と和也(慶太)は双子の兄弟。隣に住む浅倉家の一人娘の南(長澤まさみ)とは、小さな頃から何をするにもいつも一緒の幼馴染み。自分たちの明青学園が甲子園に出場することを夢見る南。スポーツ万能で成績優秀な弟の和也と明るく可愛い南は誰もが認める似合いのカップル。それに反し、兄の達也は落ちこぼれ。勉強、スポーツ、異性からの人気と、和也に比べるとどうしても見劣りしてしまいます。和也は好きな南の夢を叶えるために野球部のエースとして活躍していきますが、一方で達也も心の中では南のことを想っていました。南は和也からの好意を知りながらも、密かに達也の方に惹かれていきました。そして南が最初にキスをしたのは達也でした。甲子園出場をかけた高校一年の西東京大会。明青は順調に勝ち進んでいき、待ちに待った決勝戦の朝、和也は交通事故に遭ってしまいます。。。

▪️Overview
あだち充のコミックとそのアニメ化作でおなじみの青春ラブストーリーを実写映画化。成績優秀、運動神経抜群で甲子園を目指す弟・和也と、何をやってもダメな兄・達也の双子の兄弟は、ともに幼なじみの南に心惹かれていた。監督は「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」の犬童一心。ヒロイン、南役は「世界の中心で、愛を叫ぶ」の長澤まさみ。ほかに RIKIYA、平塚真介、上原風馬らが共演。(引用:映画. com)
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