ましゅー

デビルのましゅーのレビュー・感想・評価

デビル(2010年製作の映画)
3.8
先々週末は11/23(月)が勤労感謝の日で三連休でした。
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特に前日「ドリーマーズ」がアマプラ見放題最終日だというので駆け込んで観たにも拘わらず、Netflixにもあったのを発見してとても落胆していた(同じく見放題終了のアルモドバルの「ボルベール〈帰郷〉」「ジュリエッタ」はNetflixにはなく… 結構お高めの有料レンタルになってしまいましたので…😢)のもあって、だったらNetflix見てやるよ!久々に❗と半ばヤケになったのもあって連日の鑑賞です😅
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(そもそも週末しか観る時間がないのに2つのサービスを掛け持ちしてるのが、欲深いと言うか、潔くないと言うか😰)
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ともあれ、比較的最近ラインナップに加わった本作。公開当時結構気にはなっていたものの、ご多分に漏れず当時は極限的に忙しかったのもあって劇場公開をスルーしたまま、レンタルもせず今に至っていたのでもありました。
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今回は監督ではありませんが、「シックス・センス」に代表される(実はこんな著名作を観てません😣💦 観たのは「アンブレイカブル」と「ミスター・ガラス」だけかも知れません…)どんでん返し作品で名を馳せる #mナイトシャマラン が原案・製作という事で期待半分、シックスセンス以降の作品での多数の期待外れコメントも少なからず見ているので(作品は見れないけど評判だけは一応気にするタチでして…😅)不出来でもいっか!という軽い気持ち半分で臨んだのであります。
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(以下 Yahoo映画より抜粋)
M・ナイト・シャマランが長い年月をかけて練り上げてきたアイデアを、将来有望な映画作家たちが映画化するプロジェクト「ザ・ナイト・クロニクルズ」の第1弾。『REC:レック/ザ・クアランティン』の #ジョンエリックドゥードル が監督を務め、高層ビルのエレベーターで繰り広げられるショッキングな密室劇を描く。ホラーの恐怖と謎解きのミステリーが融合した、先の読めない衝撃的な展開が見どころ。
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高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデンは、ロザリオを握りしめた死体に違和感を感じつつも、状況から自殺と判断する。ちょうどそのころ、同じビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた。
(以上 引用終わり)
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うん。いいじゃない…。悪くないですよ。むしろ好みのトーンです😊
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オープニングから天地逆さまに街並みが映し出され、ただならぬ不穏さで始まる物語。
そして一瞬の間の後、いきなり投身自殺のシーン❗
いい…。いいですよ。これですよ!これ❗
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この自殺の捜査に当たるのが、妻子を轢き逃げ事件で亡くし傷心から立ち直りかけの刑事なのですが、まさかこの設定が…。

あ、ダメ❗ネタバレはしません‼️

でもさすがこの辺りはシャマランと言うべきでしょうか。(ろくに作品観てもいないのに😂) これがクライマックスで活きてくるんですよね。
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どストレートに「デビル=悪魔」と付けられたタイトルからオカルトものかな?との想像は当然するでしょう。

そこから一転、エレベーターに閉じ込められた一癖も二癖もある人間達の疑心暗鬼を煽る、第三者が仕掛けた殺し合いゲームなのかな?とも思わされる、揺さぶりのあるストーリーテリング。

そこへまた散りばめられる、オカルティックな仕掛けの数々。
さぁ、この物語、一体どっちへ転ぶのか⁉️
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そんな感じで、観てるこちらがお話の行方を想像する度に、え?こっち?いや。やっぱりそっち?と翻弄してくれるのは、あっぱれ。
小気味良い断続的な緊張感であっという間にラストまで駆け抜けます。
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そして終盤で明かされる驚愕の事実…❗
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いやぁ~。僅か80分、1時間半にも満たない上映時間ながら中身の濃い充実の80分でしたよ。
世間的な評価はさほど高くないようですが、私にとっては満足の一作でありました❗何よりコンパクトなのがいい😆👌
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シャマラン(繰り返しますが本作は監督作ではないんですが…)、これまでなかなか手を出せずにいましたが、過去作を色々掘り起こしたくなりました😉
ましゅー

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