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男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎のkazu1961のレビュー・感想・評価

4.0
▪️Title :「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」
Original Title :※※※
▪️Release Date:1983/12/27
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-318 再鑑賞
▪️My Review
☆シリーズ第32作、今回のマドンナは竹下景子。
12/27の第50作の公開を控え、寅さんマラソン間に合いそうもないので、一旦主要ポイントにショートカットして鑑賞します^^;。後ほど全て順に鑑賞はします。。
寅さん!相手の本気の言葉・想いを茶化してはぐらかすのはもうやめませんか。。。相手を想う気持ちが強いから、自分から身を引くんでしょうけど。。涙がでます(涙)
第8作『寅次郎恋歌』で家庭の大切さを、第22作『噂の寅次郎』で人間のはかなさを、寅に教えてくれた飃一郎の法事で、岡山にやってきたさくらたちは、寅さんが坊さんになっているのでビックリ!という、もっともスリリングかつ喜劇的な展開となります。啖呵売で鍛えた説法は、なによりもありがたい効力を発揮し、寅さんは水を得た魚のようですね。朋子の弟の中井貴一と、幼なじみの杉田かおるのエピソードを絡めつつ、朋子のために僧籍に入る決意までする寅さんの奮闘努力ぶりが描かれた、幸福感に満ちた一篇です。
竹下景子はここから、第32作『口笛を吹く寅次郎』(83年)の朋子、第38作『知床慕情』(87年)のりん子、第41作『寅次郎心の旅路』(89年)の久美子と、三たびマドンナ役を演じていますね。この頃男性の一番の憧れの女性像でした!
ゲストは、松村達雄、中井貴一、杉田かおる。

ロケーション
● 秋の吉備路/国鉄吉備線
● 岡山県 総社市 上林 備中国分寺跡/梅林
● 岡山県 高梁市
● 岡山県 高梁市 紺屋町(美観地区) 白神食品
● 岡山県 高梁市 蓮台寺
● 岡山県 高梁市 武家屋敷通り
● 岡山県 高梁市 本町 油屋旅館
● 鳥取県 江府町 御机/伯耆大山南壁
● 岡山県 高梁市 旭町 備中高梁駅
● 岡山県 高梁市/高梁川
● 東京都 渋谷区/渋谷駅
● 広島県 尾道市 因島大橋近く

▪️Overview
博の父・飃一郎の墓参で、備中高梁にやってきた寅さん。蓮台寺の住職・石橋泰道(松村達雄)の娘・朋子(竹下景子)に一目惚れした寅さんは、二日酔いの住職に変わって、見よう見まねで法事を勤め上げてしまう。そんなある日、飃一郎三回忌で、さくら夫婦は満男とともに岡山へ。相続をめぐる兄弟の対立もあり、すっきりしない博たち。しかも法要で読経をしたのは、なんと寅さんだった・・・

松竹映画『男はつらいよ』シリーズは、山田洋次原作・脚本・監督(一部作品除く)・渥美清主演で1969年に第1作が公開され、以後1995年までの26年間に全48作品が公開された国民的人気シリーズです。69年8月27日に第1作を公開したことから、シリーズの歴史が始まりました。83年、“一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ”としてギネスブックに認定。日本中から愛される作品として、渥美清さんが亡くなるまで作り続けられました。このシリーズは原則としてお盆と正月の年2回公開されたが、お盆公開の映画の春から夏への旅は、南から北へ、正月公開の秋から冬への旅は、北から南へ旅することが多かった。画面に映し出される日本各地の懐かしい風景が、シリーズの魅力の一つでもある。
観直して、往年の大俳優の若い頃が観れるのも楽しみですね!!
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