伊達の当主・忠宗は、1年ほど前は名君と呼ばれていたが、現在は連日お浜御殿で酒色に浸っていた。そんな伊達家のお家騒動をめぐって颯爽と仙台に乗り込んだ退屈男・早乙女主水之介が、新剣法“諸羽流比…
>>続きを読む鳳城の若殿・源太郎は変わり者で、美しい姫君たちにも関心がなかったが、息子の嫁選びを計画した父母の心痛を察し、自分の嫁は自分で探すと1人で江戸に向けて旅に出る。江戸では侍の一団・赤柄組が豪商…
>>続きを読む浅草観音の美人番付披露の日、群衆の真っ只中で小夜という娘が殺され、身辺から珍しいかんざしがなくなっていた。事件を調べる阿部川町のお七は、同じ手のかんざしを持つ清葉を訪れる途中、浪人の一団に…
>>続きを読む江戸北町奉行遠山金左衛門の長男・金四郎は、継母・房江に出来た新之助に家督を継がさせようと考え家出した。父・金左衛門は表面的には金四郎を勘当していても、金四郎のことが毎日気になっていた。また…
>>続きを読む播磨屋歌六の息子・文七は役者が嫌いで小屋を飛び出し、今やしがない遊び人暮らし。ある夜、文七は謎の黒覆面の一団に襲われる。同じ晩、勝田藩江戸藩邸では、老中への輿入れを控えた輝姫が、不気味な土…
>>続きを読む三河の国・佐野村の佐助、後のご存じ一心太助と、これもご存じ天下のご意見番・大久保彦左衛門忠教が出会ったのは、三代将軍・家光が征夷大将軍任官報告のため、上野寛永寺に参詣の途上であった。無礼打…
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