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キートンの蒸気船/キートンの船長のtetsuのレビュー・感想・評価

3.8
キートン作品を実は観てなかったので、ここに来て初の鑑賞。

都会から故郷へ帰ってきたキートン。
蒸気船で働くことになった彼は、ライバル客船の娘で幼馴染みのメアリーと再会するが...。

今年の春に活弁ライブで鑑賞したので、『カツベン!』公開に合わせ、今ごろ投稿。笑
初キートン作品だったので、正直ハマるか不安でしたが、さすが喜劇王!しっかり面白かったです!!

なんといっても、嵐吹き荒ぶ町でのクライマックスの楽しさ。
家がつぶれたり、吹き飛ばされたり、倒壊した家の窓にすっぽり入る壁芸だったり...。
体を張りながらも動きだけでしっかりと面白いことに、コメディの本質を感じました。

どうやら、この作品の影響を受けて、同年にミッキーマウスのデビュー作『蒸気船ウィリー』が完成したのだとか...。
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