南米のホテルで知り合い、その六週間後には結婚を決めたジョンとジェーンの夫婦。実は2人は凄腕の暗殺者で、お互いに素性を隠しながら結婚生活を送っていた。しかし、結婚から数年後、2人の間には隙間が生まれていた。ある日2人はそれぞれに同一のターゲットの暗殺を依頼される。
「友達と遊びに行ってた」「ごめん寝てた」「得意料理は肉じゃがです」「ケータイ？触ってないよ？」「赤ちゃんできたかも」「あぁ、それ？イトコの姉ちゃん」「今日親来るから…」「わぁ！嬉しい！」「そんなに高いもんじゃないし」「私もそれ好き！」「怒らないから正直に言って」
男女の間で交わされる嘘というのは千差万別です。しかし、スミス夫妻の場合、それが少し特殊なモノでした。夫婦生活を維持する為についた嘘が、いつの間にか互いに殺し合う、史上最強の夫婦喧嘩へと発展してしまいます。
爽快なアクションシーンと、いかにもなスパイギミックが光る。更に、ストーリーが無駄に複雑化されない為、観ていてわかりやすく楽しい。スパイアクションの部分は夫妻のどちらに注目しても面白いです。
そして2人ともエッロい。セクシーさがほとばしる。この辺りも目の保養になっていいかと…笑。
夫婦に限らず、パートナーに嘘をついちゃう事ってあると思うんです。浮気や借金なんかを隠すための黒い嘘に限らず、本当は調子悪いのに「大丈夫だよ」とか、対して嬉しくもないのに「嬉しい」とか。
要は「誰の為の嘘なのか」って部分が重要なんでしょうね。
