タスマニア

戦場のメリークリスマスのタスマニアのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.0
2021年34本目。

あの名作。あの名セリフをやっと聞けた。
そんな感慨のほうが強い。
あと、デビッド・ボウイ、坂本龍一、北野武というビッグネームが一同に介していることの驚きと感動。
そして、あの名曲。

作品内容そのものよりも、シンプルに "画の力" に気圧されてしまった笑
多分「名作」と呼ばれる映画のほとんどがもはやそんな感動しかわかないことのほうが多いのだろうな。
なんせ当時の時代背景や価値観を前提にする必要があるので、現代の映画を多く見ている自分には表現がアップデートされすぎてしまっている。

あと、多分内藤剛志出てたよね笑

国や文化が違うロレンスとハラ、セリアズとヨノイの交流は "戦争" を通して出会った故に、決して心温まるものではなく、もの悲しい。
本当に終盤まで全く気づかなったけど、セクシャリティも含んでるのね。

最後のロレンスとハラとの語らいや感覚がようやく、今の自分の感覚に近かったので安心できた。

切腹(ハラキリ)、行。
日本の大和魂的な精神論は美徳ではない。
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