戦乱の世のとある国。すべての願いをかなえると噂される棺が存在した。それは東の寺の屈強な僧侶らによって守られ、棺を奪おうとするものは誰一人として戻らなかった。しかし、ある男によって静寂は破られた。その男の名はグレイヴ（坂口拓）。人間離れした強さで棺の強奪に成功したが、奴の目的はただひとつ。自分より強いやつと闘うことだけだ。棺につきまとう不思議な少女に導かれ、グレイヴはさらなる戦いを求めて西の禁断の森へ向かう。大僧正から譲り受けた"神壊刀"を手に、後を追う僧侶、リュウエン（須賀貴匡）。戦場に散った多くの命のために棺を狙う流浪の戦士、シド（剣太郎セガール）。すべての運命を静かに見守る女剣士、ユーリ（竹内ゆう紀）。そして伝説の鍵を握る、美しき謎の女神（藤田陽子）。幾多の困難を乗り越え、禁断の森に棺を差し出した者のみが、願いをかなえることが出来るという。棺がもたらすのは新たな希望か、それとも破壊なのだろうか？
北村龍平監督の「VERSUS」などでアクション監督として毎回新しいアクションを創造してきた下村勇二が、初監督したファンタジーアクション映画。
森の中で謎の集団を相手に坂口拓が刀でなぎ倒したり、坂口拓お得意のマッハパンチで敵をぶっ飛ばすなど、「VERSUS」よりマジに敵に攻撃を当てることによるガチンコバトルが楽しめる。願いを叶える棺の謎解きが説明的なのは惜しいけど、バイクを疾走する敵やリーゼントの拳銃使いなど何でもありで、時代劇とゴスファンタジーをミックスした世界観はクセになるし、新しいアクション映画を撮ろうとする下村勇二の気概が感じられる佳作。

開けた者の願いを叶えると噂される棺が1人の男に盗まれた。解放の地「西の禁断の森」を目指す男を棺を狙う刺客たちが次々と襲いかかる。果して男の願いは、そして棺の中には何が…？

「剣」×「拳」×「弾丸」!!

日本映画アクション界のトップランナー下村勇二監督による「リアル・ヒッティング・ソード・バトル」!!

主演に坂口拓!!アクション助手に屋敷紘子!!スタントに園村健介、川本直弘と現在ｺﾞﾘｺﾞﾘにアクション映画界で活躍している面子が集合!!

更に共演に剣太郎・セガール!!オヤジの遺伝子MAX!!ﾒﾁｬｸﾁｬ格好良かったです!!

もう言わずもがなでアクションは観応え有り!!

和ゴスな世界観もﾒﾁｬｸﾁｬ好み!!

アクションに振り切った分、ストーリーは薄かったですが全然問題無し!!

不満が有るとすれば剣太郎・セガールの活躍が少ない!!拓さんとｺﾞﾘｺﾞﾘに戦って欲しかった!!

このテの映画は格好良いアクションが観られればそれでＯＫなんだけど
それにしたって・・・なシナリオがダメ

キャラクターが誰一人として立ってないから感情移入できない
だから映画自体も入り込んで観られない
せめて主人公ぐらいは立てろよ！

坂口拓のＰＶだね
そう観る分には完璧な出来
映画として観るとＺ級以下