みちろう

ソイレント・グリーンのみちろうのネタバレレビュー・内容・結末

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

人口がはちゃめちゃに増加したことで食料が不足した未来。チャールトン・ヘストン扮する刑事がある富豪の殺人事件を捜査する内に国家規模の陰謀が暴かれていく。

全体的に安っぽく地味な映画でちょっと退屈する。ただ現実的で面白い設定と昔のSFならではの独特の奇妙なディストピアの雰囲気がなかなか良かった。ウエストワールドみたいにドラマでリメイクしたら良い感じになったりして。
最後の衝撃的な展開はネットでうっかりネタバレ食らったけど特に支障なく鑑賞を終えてモヤモヤっと考えさせられる形で余韻が残った。エンディングのあの映像とか気味悪すぎる。

劇中だと富裕層が食料を独り占めしてて一般市民は栄養補給用の不味そうなものを食べてるっていう貧富の差がリアルに描かれてたけど、今現実で自分たちが普通に食べてる食べ物があれだけ貴重に扱われてるシーンを見ると謎にご飯が美味しくなってくる。

この映画ググる時検索バーに「ソイレントグリーン 人肉」って候補出してきたの腹立つ
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