円柱野郎

カウボーイ&エイリアンの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

エイリアンと西部劇という取り合わせは面白い。ただ、やはり100年前の武器しかない人間と、オーバーテクノロジーを持った宇宙人とが対等に戦えるわけがないわけで、案の定彼らの撃つ拳銃はUFOには効かないw そこで登場する主人公の左手につけられた兵器。その破壊力によって敵を倒していくわけだけど、グラフィック・ノベルならともかく実写で真面目にこれをやられると、正直戸惑ってしまう。
中途半端にリアリティに寄っているのでそれが余計に嘘くさく見えてしまうんだよなあ。ご都合と言えばそうだし。最たるものはヒロイン的な女性が死んで火葬にされたと思ったら生きかえり、あまつさえ「私は別の星から来たの、今まで言えなくてごめんなさい。」ってビックリですよw
登場するエイリアンも、この手の映画では類にもれず粗暴で野性的。これだけの科学力があるのに? 西部劇としては主人公のダニエル・クレイグもハリソン・フォードも貫録たっぷりなだけに、なんだかイロモノ映画的になってしまったのはちょっと残念。
円柱野郎

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