■NOTE II ジャン=リュック・ゴダールの堂々たるフィルモグラフィーには、テレビCMやMVなど、多くの驚くべき変則的な作品や一回限りの作品が点在している。1986年に制作され、今回新たに復元されニューヨークでプレミア上映される『映画というささやかな商売の栄華と衰退』は、その中でも最も魅力的で充実した作品の一つである。
Glenn Kenny. Review: A Godard Film About Making Movies Arrives in New York. “The New York Times”, 2018-07-12, https://www.nytimes.com/2018/07/12/movies/the-rise-and-fall-of-a-small-film-company-review.html
■NOTE III 今年、シカゴの人々は、多くの主要な映画製作者の失われた作品や抑制された作品を発見する貴重な機会を得た。5月には《Gene Siskel Film Center》でフィリップ・ガレルの『秘密の子供』(1979)とライナー・ヴェルナー・ファスビンダーのTVシリーズ『八時間は一日にあらず』(1972-73)のローカルプレミアを上映、7月にはミュージックボックスでジャン・グレミヨンのサイレント傑作『燈台守』(1929)を超レア上映し、来月シカゴ国際映画祭ではオーソン・ウェルズが1970年代初頭に着手し最近ようやく完成した『風の向こうへ』が上映予定である。
Ben Sachs. In Rise and Fall of a Small Film Company, Jean-Luc Godard contemplates the transition from celluloid to video. Chicago Reader. 2018-09-27, https://chicagoreader.com/film/in-rise-and-fall-of-a-small-film-company-jean-luc-godard-contemplates-the-transition-from-celluloid-to-video/