よう

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔のようのレビュー・感想・評価

3.5
(再鑑賞)
ニ作目。


ゴラム(スメアゴル)が本格的に絡んでくる。
アンディ・サーキスがモーションキャプチャーアクトの先駆者となった作品でもある。
ゴラムの卑しくも不憫さもあるキャラクターは、物語に深みを与えていていい。指輪に魅了されるとこうなる可能性もあるぞっていう。
顔のサイズを変えてカットバックで見せることで、解離性同一性障害な表現をしているのも巧みなところ。

フロドとサムの信頼関係を丁寧にやってるのはいいなと。
フロドが少しずつヤバくなってきてるので、その関係性がどうなっていくのかのハラハラもある。

今作、バラバラになった旅の仲間たちが3ルートのまま話が展開していく。
仕方ないけど、話は散っちゃう。

クライマックスの城での戦い。中世らしい戦シーン。
「そこ、敵から見える位置なのでは?」って箇所もある。
そこもそうだし、馬で切り抜ける所もそうだけど、集団にとりあえず突っ込めば打開できるものなの?ってのは気になる。
しかも、その戦い、いつの間にか終わってる。

木が動くってのはいかにもファンタジーらしくて好き。

サルマンって結局どうなったんだろう。
よう

よう