ひらまさ

超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!のひらまさのレビュー・感想・評価

2.5
ある日、謎のゲートらしきものが世界各地に現れたが日常生活になんの影響もなく皆気にしなくなった頃…。
日向家に居候中の地球侵略を目論む宇宙人・ケロロ軍曹は、ケロロ小隊を各地へ調査に行かせ自身は家事を手伝ったりガンプラを買ったりいつも通り。
しかし、フランスへ行ったタママが行方不明になったとの一報が!
タママを救出するため、日向家は一路フランスへ。タママのパートナーである桃華の友達・シオンの元へ降り立つが、シオンの持つ「竜の書」にはケロロ小隊をドラゴンへと変える謎の力があるようで…シオンの正体、そして竜の書に書かれた「地球竜」とは一体…!?
同時上映はケロロ小隊がペコポンに到着する前の前日譚を描く『ケロ0(ゼロ) 出発だよ!全員集合!!』。
ペコポンへと向かうケロン軍の輸送船、グランドスターへ向かう途中のケロロ小隊一行に謎の敵性宇宙人からの襲撃が!果たしてケロロ達は無事にグランドスターに搭乗することができるのか?
大人気宇宙人コメディ劇場版第4弾!!

今作はまた前の3作とは違う毛色の作品でした。
まず、ケロロ小隊の面々がドラゴンになってしまうという…擬人化ならぬ擬竜化?
それぞれ小隊のメンバーの特徴を活かしつつ、それぞれ違うカタチでドラゴンに変貌しているのがかっこいいです。
また、今回のゲストキャラポジション・シオンも吉崎先生らしいデザイン…な気がするのですがどうなんでしょう?
首元に大きなリボンがあるのがなんというか…けものフレンズでよく見るデザインな気がするな〜と思いつつ見てました。
今回のゲスト声優は水樹奈々さんと大谷育江さん。
2人とも可愛らしいキャラクターで見ていて癒されました。

ストーリーとしては、前三作と同じく家族愛だったり異星間を超えた友情だったりがメインなのですが…個人的には前三作よりも伝えたいイメージというか、感じるものが薄かったです。
個人的にはやっぱりドラゴンになってしまう展開が早かったり(時間の都合もあると思いますが)…なんとな〜く物語の薄さを感じてしまう場面もちらほらとあり…。
もう少し面白くなりそうだったのになあ、という残念な感じも。
というのも1個人の感想ですので、続いては短編についての感想をば!

短編は6thシーズンで通年通して描かれた「ケロゼロ」のファーストエピソードです。
相変わらずケロロらしい出発日というか、TVシリーズの方を先に見てしまっていたのでケロボールどうして忘れたんだ?と謎に思っていましたが、その謎も回収され笑。
個人的にはよく分からない隊長試しをするクルルが1番ツボでした。
ボルシチ、食べたことがないのですが美味しいのかな…
ケロロを見ているとカレー、ケーキ、焼き芋あたりがめっちゃ食べたくなるんですよね。
弟を想うガルル中尉の行動もかっこよかったですね。
ガルルとギロロのエピソード、本編でももっとあるといいな〜!と毎度思ってしまいます。

そんなこんなで劇場版4作目もたくさん楽しませてもらいました!
次作にも改めて期待です。
ひらまさ

ひらまさ