このレビューはネタバレを含みます
流川の母校・富ケ丘中学でキャプテンを務めていた水沢イチローは、ある日医者から関節結核であることを言い渡されバスケットを続けることができない現実を突きつけられてしまう。
水沢の夢は、将来湘北に入学し憧れの流川とともに全国制覇を目指すことであった。
その夢を少しでも叶えてあげるため、水沢の姉・茜は晴子を介して湘北バスケ部に頼み込む。
様々な思案の末、水沢を含めた湘北チームで練習試合をすることになった。しかし、流川は水沢と同じチームでやることが不服なようで....
スラムダンク
映画4作目にして旧アニメ最後の映画作品です。
まさかの流川の後輩が登場するとは...。そしてCV.石田彰さんとは...。
スラムダンクはどの劇場版でもゲスト声優さんはどれも豪華な面々ですよね。
なんとも苦しい理由でバスケットをやめなければならないことになってしまった水沢くん。ザファでも描かれていることですが、様々なきっかけで大好きなことを諦めないといけないかもしれない場面というのはやってくるものですよね。
ザファと少し重なる部分もあり、少し水沢くんの境遇にはジーンときてしまいました。
流川も優しいのか冷たいのか、でも自分自身を憧れではなくライバルとして倒したいんだろ？と言い放つシーンは不器用だけど流川らしい優しさだなあと思ってしまいました。
それにしてもこの映画のラスト、水沢くんが湘北のマネージャーとして頑張っている未来が見たかったなあ〜！！とつい思ってしまいました。
どうしてその未来が描かれなかったんだ...。
スラムダンク劇場版4作、どれも個性の強い短編アニメでしたが個人的には前作と今作が一番好きかもなあ。
スラムダンクもあとOVAを見たらアニメ全制覇、最後まで楽しみます！
