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戦国無頼
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『戦国無頼』に投稿された感想・評価

Akiramovie

Akiramovieの感想・評価

4.2
井上靖の原作自身が 黒澤の脚本みたいな お話。

『隠し砦の三悪人』1958年に描かれる 武士団 と 立身出世を夢見る足軽達の 風景に。

佐々疾風之介の 三船敏郎演じる 女性も男性も魅了するオトコの魅力は 『醜聞』1950年(スキャンダル)での、青江一郎(三船敏郎)と西条美也子(山口淑子)の絡みとも。

立花十郎太の 三國連太郎演じる 女性に翻弄されるオトコの哀しさは 
『飢餓海峡』1965年での 樽見京一郎/犬飼多吉(三國連太郎)と杉戸八重(左幸子)との絡みにも。

人は 人生に何を求めているのか? 深~い お話。 

国立映画アーカイブ 2022/11/24
『戦国無頼』(3.4p)及び『肖像』(3.4p)

 『戦国無頼』。この直前に観たのが、核に関する絶望的な映画だったので、余計にこの作の素晴らしさが身にしみた。稲垣は基本的に、素晴らしい技巧とケレンを持ち、夢見る詩人で、当に映画そのものの人だ。勿論、戦前~戦後混乱期の方が才気は光ってるが、戦後東宝争議後安定期も、『女体は哀しく』『嵐』『日本誕生』『ふんどし医者』等の、戦前を、演劇の重さにちと引っ張った傑作を放っている。コンパクトに、展開のアップダウンや極め処を堪能させてくれる。本作も、冒頭から、城石垣もハリボテ然、崖もスッキリし過ぎなセットでよしとし、前後するカメラワークを主体に、細めに寄る·退く、左右へ緩急あって動き回る、上下やフォローも加味される、カメラワークを黒澤等ものともしない位に駆使し(結果、軽くはあるが)、スモーキー·湖上·家屋内外·合戦と断末魔らをDISやWIPEも組入れ変転させ、3人の侍の、分離·邂逅·夢の変化を、存分に人間臭く·誠実青っぽく·堪能させてくれる。これが映画というものだ。
 この頃の黒澤脚本は、歴史を扱っても、名を残した武将等出ずに、いきいきと架空の人物を走り回らせ、人間性を探ってゆく。落城浅井小谷城下の、主君に恩義あり討死覚悟の弥平次、逃げず闘うが落ち延びる所存の疾風、皆を偽って決戦前に脱出意向の十郎太、の三様の侍ら。先の2人は互いに「いい奴」と認め合い、互いを生かそうとする。3人は、後の2人に活かされたり、(心ならずも)盗賊らに救われ、自ら野盗や再士官してく。ナイスガイ疾風と計算高い十郎太は浅井の姫付きのカノに惚れ、そのカノと疾風は相愛、盗賊の長の娘オリョウも疾風が生命、そのオリョウに引け目·奥手のいかつい弥平次は惚れてる。武田から丹後へと悲運続きの疾風、丹後を明智と協力し落とす丹羽に使えて出世の十郎太、そしておリョウやカノ·十郎太が、違うレベルでそれぞれの捜す相手を求め、集結。2人が命を落とし、結ばれた疾風とカノは侍社会を離れる。
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 『肖像』。同じ黒澤脚本提供作品でも、稲垣と木下でも、活かされ方は大きく違う。黒澤の恥ずかしい様な正面切っての政治社会批判は、本人の字句からも、受け取っての演出からも、薄められ、テーマよりもその作家の個性·ニュアンスが、より前面に現れ来る。特に木下の場合は、人の(意図もしての)二面性が、黒澤だったら己れのモラルとの葛藤となるところが、木下にあっては、それ自体が生き方に変じ、その先に見えてくるものがある。以前観た時は16ミリ版だったか、今回はそれがベースとしても、35ミリに拡大され、プロジェクターのせいかかなり良く見え、テクニックの面でも、やはり素晴らしい才気·転換力を感じさす。奇妙な住家とアトリエが合体した建屋に目を付け、そこの住んでる画家一家を追い出すべく、一方の、妾を住まわす場としても、一緒に一室に住んで、そっちに向ける、を図る、不動産屋2人のタッグ。しかし、世間ずれした一家から、隠されてた己れの善良性に気付かされ、心ならずも、染められ、自分の方の本当の再出発に向かう、という(「絵は嘘をつかない」画家のモデルとなる妾の女性が要となる)コメディで、時折感情が噴出するも、あからさまな悪と正の葛藤や変移はない。自他への疑いも、それ自体が端から存在しないものとなってく。
 様々なワイプ·アイリス連なりや、(踊り合う等)人の動きと位置が多様に切り取られ·角度やなだらかなモンタージュの呼応が、人を内から変えてく、自然な流れの傾向生み。フォローや前後や横へ·また廻り·階を跨いでく上下移動も、アップや正確な(90 °変)切り返し、時に追いつき繰返し結果3段退き、気候·暑さと心境に合わせた衣類推移も万全·絶妙、に中身を透かしてく。
 ヴェンダースの最高名な『~天使の詩』、黒澤の最も魅力的な作『醜聞』や『どですか~』も想起させる。それ以上に興味深いは、お返しに木下が黒澤に渡した脚本が、彼と映画史の最高位傑作『日本の悲劇』の原本だった事。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:日本映画傑作全集:東宝〗
1952年製作で、井上靖の同名小説を実写映画化らしい⁉️
落武者となった3人の運命を描いた作品でした。

2023年1,374本目

『戦国無頼』に似ている作品

肖像

製作国:

上映時間:

73分

ジャンル:

配給:

  • 松竹
3.7

あらすじ

不動産屋の金子はアトリエつきの物件を購入したが、老画家の野村とその一家が出ていこうとしない。交渉の末、ようやく空けられた2階のひと間に妾・ミドリと父娘を装い住み始めるが、追い出そうと目論み…

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