Melko

キツネとウサギのMelkoのレビュー・感想・評価

キツネとウサギ(1973年製作の映画)
4.0
ユーリー・ノルシュテイン傑作選より。

どうしても見たくて、YouTubeにあったロシア語と英語の二重字幕が付いた映像ガサガサの動画を見つけて随分前に一度鑑賞。

アマプラにあるじゃないか!
嘘みたいに綺麗な画質に日本語字幕、ありがたい。

うーん、この古い絵本みたいなビジュアルが大好きなんだ〜〜
実写もところどころ少しだけ入り混じる

お話のほとんどは、イジワルなキツネ🦊に棲家を乗っ取られた哀れなウサギ🐰の切ないお顔の描写。目が完全にイッチャってる笑
情けなくて可哀想で、、オオカミ🐺/ クマ🐻/ 牛🐮がウサギを助けたくなる気持ちもわかる、うさぎの何とも言えない哀愁漂う愛らしさ。
だけど力を貸すこの3頭がみんな図体がデカいだけで強くはない(キツネの迫力にやられる)。。

身体の小ささは気の強さでカバー!
最後は雄鶏🐓ペーチャがガツンとやってくれる!!
拳✊には、拳✊で!
武闘派ペーチャ

冒頭、バラライカを弾きながら瞳孔の開いた瞳をたたえて顔を揺らすウサギ
釜戸の火をフーフーするウサギ
ラストは恩人と共に、温かい家でホッコリするウサギ
あぁ、いろんなシーンの絵葉書が欲しい…
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